「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の第1話が放送されて、その設定シーンや展開が2023年に放送された「リバーサルオーケストラ」の原作パクリなのではないかと話題になっています。
共に音楽関連の作品だという以上に似ている点があるのでしょうか?
リバーサルオーケストラの作品も放送されてからまだ1年しか経っていないので、感動シーンや展開が記憶に残っている人も少なくないでしょう。
そんな中同じような原作のさよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~が放送されたので、あれ?と思う一方で、どこかであっと驚く展開が待っているかもと期待したいですよね。
今回はドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」はドラマ「リバーサルオーケストラ」の原作パクリだという疑惑を徹底調査させていただきます!
他にも似ている作品があるのかも調べてみたのでぜひ最後までお楽しみください!
Contents
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~はパクリなの?
さよならマエストロとオーケストラの少女似てるって話あるけど…
比べようにも白黒だし(笑)
そんなこと言ったら、もうドラマはネタ切れしちゃうよ。
見せ方が違えば、設定は同じであっても楽しめると思う。 pic.twitter.com/DlR2L4l8mR— サボテン垢 (@sabosan925) March 23, 2024
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~がパクリであるという疑惑がありますが、最後まで見てみると、決してそうではなかったことが分かりましたよね!
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~は親子の素敵な再生物語でした。
もはや楽団が影薄いくらいの…(笑)
とはいえオーケストラ、楽団再生の作品は今までも同じような設定の作品があり、どうしてもパクリであると思われてしまいがちです。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~はどの作品の、どんなところにパクリ疑惑が出てきていたのかその理由を分析してみたいと思います。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~はリバーサルオーケストラに似てる?
日曜ドラマ「さよならマエストロ」初回視聴。久しぶりの音楽ドラマ。オケ再生はリバーサルオーケストラと似てるけど西島秀俊と芦田愛菜主演だけで期待!ロケ地は静岡の富士市、晴見市あおぞら文化ホールは富士市のロゼシアターですね。富士市は仕事で訪れる街。ちょうど先週、富士山茶畑は撮影済み😅 pic.twitter.com/sGZRT5g9Le
— 最長老 (@saityorou) January 15, 2024
2023年1月の日本テレビで放送されたのは門脇麦さん主演、田中圭さん共演の「リバーサルオーケストラ」。
この作品の設定が今回2024年1月期の日曜劇場の「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」と類似しているとされています。
なぜそこまで類似点があるとされているのか作品の原作設定をいくつか挙げてみましたので、ぜひご覧ください!
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~がパクリと言われる理由①メインキャストが市役所勤めで元バイオリン奏者
まず一つ目の理由は、メインキャストの設定がほぼ同じだということです。
谷岡初音(門脇麦)は元天才バイオリニストで、その正体を隠すために市役所に勤務していました。
一方で、さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~の夏目響(芦田愛菜)は5年前までバイオリンを演奏していた感じの映像があり、そして現在は市役所に勤める20歳という原作が設定です。
勤め先、演奏していた楽器が同じと言うと確かに、同じ過ぎじゃない?って思ってしまうかもしれませんね。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~はオリジナル作品なので、響がバイオリンではなく他の楽器でも良い気もします。
その中でバイオリンじゃなきゃだめ理由が後半分かるのでしょうか?
リバーサルオーケストラの門脇麦さんは主演で、さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~では芦田愛菜さんは主演ではないという違いはありますが、ほぼメインキャストです。
ヒロイン同士のような2人なので、見ている側で作品が類似していると思ってしまう可能性は十分にありますね!
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~がパクリと言われる理由②主役は天才で数年前に第一線から退いている
2つ目の理由は、主役の設定がほぼ同じだという点です。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~の俊平(西島秀俊)は天才指揮者(マエストロ)で、リバーサルオーケストラの初音(門脇麦)は天才バイオリニスト。
つまりどちらの作品も主演は共に天才という作風です。
一般人とは違うセンスを持っていて、関わる人を惹き付けていく魅力を持っているという原作も類似していますね。
しかし俊平は5年前のある事件をきっかけに音楽から離れてしまっています。
父親としてバイオリニストだった娘の気持ちに寄り添えず、苦しめてしまったことに後悔していたことが関係していました。
一方で「リバーサルオーケストラ」のバイオリニスト初音は10年前に人前で演奏するのをやめてしまっています。
それは初音の妹が病に伏せてしまったことを自分のせいだと思っていることが原因でした。
妹が苦しいのに病気について親に相談できなかったのは、両親を音楽をやる自分の世話につきっきりにさせてしまっていたからだと思っていたんですね。
俊平と初音の設定も確かに同じ感じがしますね。
家族に対する負い目みたいなものを感じたゆえにで音楽の第一線から離れることになりました。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~もリバーサルオーケストラも抱えている問題が、家族っていうのがパクリ感が出ちゃう理由なんですね。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~がパクリと言われる理由③地方の市民楽団を立て直す設定
3つ目の理由は楽団の設定が同じような感じになっているという点です。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~では晴見市の廃団寸前のオケを立て直す作品で、廃団が決まっても音楽の力を信じて指揮で楽団を支えるという感じの作品です。
リバーサルオーケストラは西さいたま市の潰れる寸前の市民オーケストラを立て直す流れの作品。
やはりどちらも同じようでパクリな感じがしますね(笑)
消えかかったオケが天才の登場によって生まれ変わっていく…ベタな展開ではありますが、そういう原作の再生物語の作品は感動もあるので好きな方も多いですよね。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~はあえて楽団員の多くが市民であると、ヒロインが市役所勤めにしないといけなかったんですかね(笑)
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~がパクリと言われる理由④指揮者が海外帰り
4つ目の理由は、どちらの作品にも出てくる指揮者の設定がほぼ同じだということです。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~で俊平(西島秀俊)はフランスで活躍していた指揮者でした。
妻に子どもたちの面倒を見てほしいと頼まれ、日本に帰国するのは数十年ぶりという設定で帰国しました。
地方楽団の指揮者として推薦したのも俊平の妻でしたが、半ば強引に帰国させられた感がありましたよね。
一方リバーサルオーケストラでは、指揮者の常葉朝陽(田中圭)はドイツで活動していたちょっと変わった指揮者。
市民楽団の立て直しを命じたのは市長だった朝陽の父親で、ドイツで活躍する息子を無理やり帰国させ、立て直しさせます。
家族に無理やり帰国させられる外国にいた指揮者という原作(笑)
そこまで同じにさせなくてもと思うくらい近い話ですよね。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~とリバオケの類似点とその理由をかんfることができました。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~とそっくりのドラマは?
削除:
ドラマ「さよならマエストロ」
削除: 設定が「リバーサルオーケストラ」と重なる部分が多いのだけれど、地元に根差すオケを描こうとするとこうなりがちなのかなー
削除: 新鮮味はないけれど、音楽をテーマにした再生物語ってだけでハズレないかも pic.twitter.com/i6OF3l9zLd
削除: — momo (@momo_zzz) January 15, 2024
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~にそっくりなその他の作品は何かあるか調べてみると、ネットで話題になっていた2つの作品があったので紹介しますね!
- のだめカンタービレ
- オーケストラの少女
のだめカンタービレはオーケストラ漫画の代表格のようなものなので、多くの方がご存知の天才指揮者とある意味天才的なピアニストの作品ですね。
音大生の物語ですが、その中で様々なオケに接したり成長していく様子が描かれていました。
音楽系という共通点はありますが、個人的にはそれほどパクリ感があるとは思わないですけどね。
オーケストラの少女というのは古いアメリカの映画で、主人公のトロンボーン奏者が娘と一緒に楽団を立ち上げるために奮闘するという作品です。
どうしてもオケや天才音楽家が出てくる作品は類似点も多くなりがちなのかなと思います。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~はどんな風にパクリ疑惑が出てきてしまったのか、その理由を詳しく見てみることにしてみましょう!
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~はのだめカンタービレに似てる?
オーケストラ+鍵盤ハーモニカというと私は広上先生よ『のだめカンタービレ』のマングース思い出すんだけど(原作どおりですよ)あれ、ちょっと似てる?いや、やっぱりタイリクモモンガか?#さよならマエストロ #西島秀俊 pic.twitter.com/hefgAT9dbN
— 美濃姫🌷 (@detectorrose) March 2, 2024
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~はのだめカンタービレのパクリなのかと話題になっていました。
オーケストラが出て、クラシックが演奏されるくらいの共通点しかないのでは?と個人的には思うのですが、どんな風に似てるとなったのかその理由を考えてみたいと思います。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~がのだめカンタービレのパクリと言われている理由
のだめカンタービレは2001年に漫画が連載され、その後映像化もされたりして、日本を代表するオーケストラ作品になりましたよね!
あらすじを簡単にまとめるとこうなります。
音大でピアノ科に所属しながら、指揮者を目指していた千秋真一は、才能を持ちながらも、飛行機にも船にも乗れなくてヨーロッパに行くことができません。
そのため、将来に行き詰まりと限界を感じていました。
そんな中、同じ音大のピアノ科に属するのだめこと野田恵に出会います。
彼女は部屋を片付けることもお風呂に入ることもろくにしない女性ですが、千秋はのだめが奏でるピアノソナタに才能を感じました。
のだめも千秋の外見と、音楽の才能に惹かれてなんやかんやで二人は関わりをもって親しくなっていきます。
千秋はのだめを通して、いろんな個性あふれる人たちと接していくことで、自分が感じていた不安や葛藤から少しずつ解放されていくんですね!
のだめも千秋もオーケストラや音楽を通して、それぞれが成長していく姿を物語を通して見ていくことができます。
この点を考えると、さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~とのだめカンタービレが似てるとされる理由は
- 人間関係で成長していく
- オーケストラが出てくる
- 個性的な登場人物
- 指揮者の存在感
というところでしょうか。
オーケストラによって心が解きほぐされていくという流れがパクリと言われる理由かもしれませんね。
千秋やのだめの成長は学生ならではの出会いも大きく関係していますし、仕事としてオーケストラをしているさよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~とは違ってきますね。
親子の再生の話がメインとなったさよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~とは似てる設定はあるものの、ほとんどが違うものと言えます。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~はオーケストラの少女と似てる?
私はおもしろかったけどなあ
どーしてこういう記事しか書けないのか
よくも1話だけ見て設定がパクリなんて言えたもんだ
リバオケをリマインドさせるための記事なのか#さよならマエストロ#西島秀俊#芦田愛菜 https://t.co/T5hZOctAzA— そらぱぱ (@sorapapa070407) January 17, 2024
オーケストラの少女の少女がさよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~に似てるという話題も上がっています。
オーケストラの少女は1937年に公開されたアメリカの映画です。
100年近い前の映画と似てるとまでなっているのは、どんな理由からなのか考えてみましょう。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~がオーケストラの少女のパクリと言われている理由
オーケストラの少女のあらすじを簡単にまとめると、楽団に所属できないトロンボーン奏者の主人公が、娘とともに実業家に頼み込んで、楽団を作るという話です。
娘は声楽をやっていて、父親と協力して、楽団を作ろうと奮闘します。
楽団を作るために有名な指揮者に楽団の指揮をお願いしたり、スポンサー探しに奮闘する物語なんですね。
となると、さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~とオーケストラの少女が似ていると言われる理由は以下のとおりです。
- 父と娘の物語
- 力のない楽団
- 有名指揮者に依頼
確かにさよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~と似てる設定はありますね。
しかし、逆を返せばそれ以外は全く似ていません。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~は父親と娘がすれ違っていて、この二人の再生の物語でもあります。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~にはすでに楽団があります。
主人公が有名指揮者で、理由があって音楽の世界から離れていましたが、楽団の指揮者として楽団の廃団を逃れようと一緒に奮闘したのが、さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~。
仕事のない父親が、娘のためにも楽団を作るという設定とはかなり違ってのがオーケストラの少女です。
かなり違っているように感じますが、みなさんはいかがでしょうか?
まとめ:さよならマエストロはパクりでリバーサルオーケストラに似てる?そっくりな似たドラマを徹底調査
『リバーサルオーケストラ』と明らかに重なっている点は
「(元)ヴァイオリニストで市役所職員の若い女性が地元オケに関わる部署へ移動」
「海外帰りの指揮者を招聘」芦田愛菜さん演じる響は奏者としてオケに関わる訳ではないが、やはり物語の大前提部分が被りすぎてるとは思う#さよならマエストロ https://t.co/iJf6X5LnOZ
— わしお (@washicomp) January 15, 2024
現在放送中の「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」が1年前に放送された「リバーサルオーケストラ」のパクリとされている理由と、その他に似ているドラマはあるのかを徹底調査してきました。
確かに登場人物の設定や地方の市民楽団を立て直すというドラマの原作が似ているので、原作パクリと思われてしまう理由も分かるような気がしますね。
メインストーリの原作は、さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~は父娘の関係の修復です。
一方でリバーサルオーケストラはオケの再建であるというのは作品の大きな違いです。
同じような部分があるのは事実ですが、今回は指揮者が穏やかに温かく楽団員を包みこんでいってくれるような展開もありそうで楽しみにしています。
さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~はコメディ要素はあまりありませんが、シリアスな感じでもなく、実力派俳優たちによる本気のヒューマンドラマが観れるかもしれませんよね!
ぜひさよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~を最後まで見て、唯一無二の原作だったと言いたいなと期待しています。
>現在放送中の「さよならマエストロ」と2年前に放送された
>「リバーサルオーケストラ」の内容は似てるのか…
とありますが、
2023年1月放送の『リバーサル…』は、
2024年の時点で1年前ではないでしょうか。
上げ足取りですみません。
しかし、設定がデジャヴのように似ていますね!
通りすがりさん、コメント・ご指摘ありがとうございます!
修正させていただきました。
とても助かりました!
記事をご覧いただきありがとうございました!